テキスト不要!過去問と資料だけで充分|iPadを活用した不動産コンサルティング技能試験勉強法

勉強

※2023年試験情報を更新しました
2020年11月に行われた不動産コンサルの試験に合格したので、どのように対策してきたのかをまとめてみました。

紙媒体を使わず全て電子での勉強にしましたが、紙派の方も大部分は共通です!
これから受けようと考えている方の参考になればと思います。

【2023年度試験日程】
試験日:11月12日(日)
申込日:7月19日(水)10:00 ~ 9月19日(火)23:59
合格発表:2024年1月12日(金)

不動産コンサルティング技能試験 | 公益財団法人不動産流通推進センター
試験日程、申込み、試験科目、合格率など試験に関する情報のページです。合格後の「公認 不動産コンサルティングマスター」登録手続き、相続対策専門士や不動産有効活用専門士へのステップアップについてもご案内しています。

不動産コンサルティング技能試験とは

公認 不動産コンサルティングマスターという公的資格へ登録するために必要な要件の一つが不動産コンサルティング技能試験です。
宅建の発展版といったイメージです。不動産、税金、相続等、FPにも関連する部分も多いと思います。
※受験資格は以下のいずれかの資格登録者です
①宅建士 ②不動産鑑定士 ③一級建築士

大まかな勉強方法

【使用教材や時間】
勉強方法:iPad Air4(goodnote5 使用)
使用教材:過去問集(電子版)+公的資料
勉強時間:30時間以上(今年のみの記録)
受験歴 :初回不合格!(反省点後述)

私は仕事で不動産関連の知識を使うので比較的勉強時間は少なく済みました。
iPadでの試験勉強は初の試みでしたが、今回の試験は相性が抜群だったと思います。
詳細は後述しますが、紙ベースでも全く問題ありません。

学習のポイント

最初に私が考える学習のポイントを列挙します。
忙しい人はここだけ読んでください!

学習のポイント

①最初から過去問を解く(できれば5年分)
②公的資料を集める
『世界経済の潮流』『日銀短観』など
③試験概要をよく読む
④テキストはいらない

以上です!とにかくシンプルに、①過去問と②公的資料の読みこみに徹すれば良いと思います。
私が前回の試験に失敗した原因としては、
②を怠ったこと、④テキストを使って無駄に勉強時間を費やしてしまったこと

この2点が大きかったかなと思います。
以下、詳細です

①過去問について

不動産コンサル試験のテキストは不動産流通機構のサイトから購入するしかないですが、過去問は書店で買えますし、電子版も発売されています。

※2023年5月時点でも、Kindle版では電子版の問題集が見つかりません。ブラウザでしか読めず不便なため、いつでも見られるようにPDF化する必要があります。
参考:【電子版】不動産コンサル過去問題集(YONDEMILL)

過去問は、毎年最新から3年分の問題が出版されています。
3年じゃ物足りないかもしれないので、できれば中古で探すなどしてより多くの過去問を解けるようにすることをおすすめします!

②公的資料/③試験概要について

世界経済や金融、不動産市況に関する資料問題は毎年出題されますが、
毎年最新の情報にアップデートしなければならないため、過去問だけでは対策が不十分です。
そこで、そのヒントとして使うのが③試験概要を見るという手です!

例えば… ↓

書いてある通りです、ここを参照し過去問の同分野の問題を見比べながら、
各資料のどの辺が出題されているのかを調べて見てください!

④テキストについて

④こそ特に重要ですが、テキストは基本的に不要です。

あんな分厚いテキストは時間泥棒以外の何ものでもありません、
テキストの存在が隙間時間で勉強するためのモチベーションを下げると言っても過言ではないでしょう。より内容を理解を深めるためにテキストも使えると思いますが、持ち運んだりしてまで使うものではないと思います。(重いし大きくて邪魔です!)

以上、①~④が学習のポイントで、どの教材を使ってどう勉強するかという話でした。

iPadに一元化すれば勉強が捗る!

最後にiPadでの試験勉強も良い!という話だけさせてください。
これによって、より効率よく対策ができたと実感しました。iPadを持っていないよという方も、少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです(簡単な紹介にとどめます)

iPadを使うメリット

・使う教材全てをiPad一つで常備できる
・移動時間などの隙間時間で勉強できる
・ネット上の情報を簡単にPDF保存できる
・特定箇所を切り取りまとめノートを作れる
・書き込み、訂正、ページ複製が簡単

5つほど列挙しましたが、紙媒体で勉強していた時と比べて明らかに違うのは、「よしやるぞ」のオンオフの切り替えがなくなるような感じです。
ただの電車移動、カフェでの休憩からシームレスに勉強モードに切り替えられるイメージ…?

「今日は何章をやろう?」とか考えて使う教材をバッグに出し入れする準備が不要になる上に、今回の試験のようにネットから拾える資料を読みたいときでも、わざわざ印刷する手間も必要ありません。すぐにノートに加えて使うことができます。


(図:不動産コンサルの勉強用にネットから引っ張ってきた資料たち)

少しだけデメリットもあります…

 iPadを使うデメリット

・表示できる範囲が限られる
・電子版に対応していない教材を取り込むのに苦労する

当然、画面の大きさは決まっているので、いくらスプリットビューで2画面にしたとしても、表示できる範囲はその分狭まってしまいます。複数の教材を同時に開き見比べながら作業したい場合は使いづらいかもしれません。慣れれば小さい画面でも抵抗なくできると思います。

また、マニアックな試験勉強だと電子版が用意されておらず、場合により自炊(自分で本を裁断し、スキャンすること)が必要になります。

多少のデメリットもありますが、個人的にはメリットの方が大きいと思うので、ぜひ一度試してみて下さい!

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